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煮干しのアタマ

前の前の家の時から使っているピンチハンガーのピンチが、日々バキバキと割れていく。みんな仲良く寿命を迎えたのだろう。折れたピンチを外し、新しいピンチと交換するーーーーコツコツとしたこんな仕事が私は結構好きである。

折れたピンチを見て、思い出したのはかつての愛猫オドロキ丸。煮干しをあげるといつもアタマだけを残していた。3匹あげれば3個。6匹あげれば6個。お皿にアタマだけを残す。腹の空き具合とは関係なく「アタマは嫌い」なのだなと、橋幸夫が歌う時のようにアゴを左右に動かしながら煮干しをかじるオドロキ丸の傍らにしゃがみ、食べ終えるまでほのぼの眺めていたものだ。

「猫がいたら楽しいだろうな」

と、よく思う。しかしオドロキ丸には引っ越しで不義理をしてしまったので(実家に預けた)それはなんとなくできない。

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